田中圭さん主演舞台「もしも命が描けたら」豊橋4公演の感想

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こんにちは、mucchiです。

今回は田中圭さん主演舞台「もしも命が描けたら」豊橋4公演の感想をお届けします。

観劇された方と少しでも思いを共有できれば嬉しいです。

そして観劇されていない方にも少しでも雰囲気が伝われば幸いです!

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目次

田中圭さん主演舞台「もしも命が描けたら」豊橋公演感想

以下、豊橋4公演の感想&備忘録です。

⚠舞台を観ていないとちょっとちんぷんかんぷんかもしれません。

よろしければ最後までお付き合いください。

舞台の公演情報や物語のあらすじが気になる方はこちらをご覧ください(^^)

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9月10日(金)ソワレ 備忘録

豊橋公演初日!

個人的には8月21日(土)の東京公演ぶりの観劇で、3公演目。

兵庫公演を経てだいぶ進化しているとの噂を耳にしていたので始まる前からワクワク。

噂通り、私が東京で観たときとは全体の雰囲気が変わっているように感じました。

圭さんの声の掠れがなくなったせいか、物語自体が丸くて柔らかくなった印象。

全ての登場人物の優しさとか愛が、より物語の全面に出てる感じというか。

個人的には、声が掠れてて今にも消えていってしまいそうなくらいの感じの月人も好きでしたが、これはこれでまた別の解釈で物語を受け取れたような気がして良かったです。

■陽介(麻璃央くん)のアドリブタイム

3番が「柴犬(ワン!)」

陽介…というか麻璃央くんが頑張ってクイズ出している間、月人…というか圭さんは頭ポリポリ(笑)

麻璃央「頭ポリポリしないの!聞いてた?」

圭「聞いてました!笑」

そして麻璃央くんが付き合ってるレーダーしているときに圭さんは、激しくドラムを叩く動き。

これはもう「月人」というより完全に「田中圭」。

聖さんもツボに入って笑いが止まらなくなってたりと、私が東京で観たときよりも御三方ともすごく遊んでいました(笑)

一息つける良いシーン!麻璃央くんグッジョブ!!

■カーテンコール

この日は豊橋初日ということもあり3回。

最後の最後、圭さんは大きく手を振って捌けていきました。

もうどれだけ拍手を送っても送り足りない…!

9月11日(土)マチネ 備忘録

座席が1階G列ほぼセンターだったので、とにかくステージまで近くて緊張。

今回東京2公演+豊橋4公演観る中で一番の近さ。

いつも画面の中にいる「田中圭」がすぐそこにいる…と超感動。

■月人と星子が一緒に居酒屋に行き、月人が焼き鳥(ねぎま)の絵を描くシーン

星子に絵を褒められたときの月人の喜び方が本当に少年みたいでとても可愛かったです…。

東京で観たときよりも褒められたときのリアクションが大きかったような?

■月人が美術の先生に絵を褒められるシーン

通常は「トップです、トーップ!ショナイですよ」と一回だけ言って次に進むところを、この公演ではなぜか「もっかいやっちゃうよ!」と言いながらもう一回「トップです、トーップ!ショナイですよ」と(笑)

考えるにきっと麻璃央くんを笑わせようとしたんじゃないかな?と。

いつも麻璃央くんのアドリブタイムで攻撃されっぱなしだからね(笑)

■麻璃央くんのアドリブタイム

3番が「雀(チュン!)」

前日のソワレよりもオーバー気味に頭ポリポリしたり、キョロキョロしたり、麻璃央くんのクイズを聞いてないフリをする圭さん。

麻璃央「顔ポリポリしないの!お兄さん聞いてなかったでしょ!?何してるの!?」

圭「いや、ここ(床)のcm測ってました!足のサイズが27.5cmなので靴入れたら28cmかな?だからここ、(何歩か歩きながら)56cmだなーって。」

麻璃央「えっ、大丈夫!?病院行ったほうがいいんじゃない?」(麻璃央くんちょっと厳しい(笑))

その後張りきって雀のマネをする圭さんに対して

麻璃央「ちょっと欲張りすぎたね!」←ここも厳しい(笑)

圭「(後ろ向いて爆笑)」

この時点で舞台が始まってだいぶ経ってるので、東京で観たときよりも麻璃央くんのアドリブが生き生きしていてとても面白かったです。

付き合ってるレーダーは、聖さんがいつも以上にツボに入っちゃって顔を手で覆ってました(笑)

そしてその手を麻璃央くんにどかされるという。

麻璃央くんの付き合ってるレーダーの音に合わせて、圭さんと聖さんは首を前に出す動き(鳩みたいな)。

毎回思うんですけど、よくこれだけ笑った後にすぐシリアスなお芝居に戻れるよなぁと。

凄いの一言ですね。

(こっちは気持ちを切り替えるのが大変(笑))

■カーテンコール

この日は2回。

東京公演でも思ったんだけど、圭さんの1階、2階の順で手を上げてお辞儀をするまでの所作がすごく綺麗で惚れ惚れしてします…。

9月11日(土)ソワレ 備忘録

圭さん、冒頭から滴るほどの量の汗。

御三方とも舞台上から捌けることがほぼないから、水分補給とかも出来ず大変だなぁなんてつい考えてしまうほど…

舞台上から姿消すのって、水族館のシーンに切り替わる暗転の間だけなような。

■物語中盤、「スナック フルムーン」で月人がオムライスを食べるシーン

今まで気づかなかったのですが、月人、ちゃんと「オムライス」を食べてる…!

実際には手に持っているお皿の中にオムライスは入っておらず、「オムライスを食べているフリ」なのですが、あたかもそこに「本物のオムライス」があるかのようなスプーンの使い方、そして食べ方。

「何でもいいから何かを食べてるフリ」ではなく、そういう細かいところまでちゃんと表現されていて、小さいことかもしれないけどなんかすごく感動しちゃいました。

■将棋崩しのシーン

このシーンは本当に将棋崩しをしているので、日毎に少しずつリアクションとかが違って面白かったです。

特にこの日は、月人が3つか4つ重なった将棋をうまく獲得していて、それに対して月人と虹子が目を合わせて「凄い!」っていうリアクションをしていて。

ただ決められたセリフ、動きだけではなく、本当にその人を生きているんだなって感じる素敵なシーンでした。

■麻璃央くんのアドリブタイム

3番が「虹子に会えて嬉しい猫」

この日も聖さんは笑いが堪えきれず…(笑)

圭さんもクイズは真面目に聞きつつも、めちゃくちゃ笑ってました(笑)

麻璃央「お兄さん聞いてた?」

圭「はい!(深々と3回ほどお辞儀)」

麻璃央「なんでそんなにも深々とお辞儀してるの?笑」

日に日に麻璃央くんから圭さんへの詰め寄り方が厳しくなっててすごく面白い(笑)

付き合ってるレーダーもこの日は絶好調。

麻璃央くんがレーダーを出すのと同時に圭さんもレーダーが出る方向へ歩き出し、麻璃央くんに「動かないで!レーダー出すんだから!」とツッコまれる。

その後もなかなか麻璃央くんの指先が揃わず、アドリブタイムがめちゃくちゃ長い!

終いには圭さんが小さく踊りだす。

ここのアドリブタイムは完全に中の人が出てきてしまっている…(笑)

■カーテンコール

この日も2回。

お辞儀が深くて丁寧で、そんな姿にも心持っていかれる…。

9月12日(日)マチネ 大千穐楽 備忘録

ついにやってきました、「もしも命が描けたら」大千穐楽。

無事にこの日が迎えられて良かったという安堵感と、終わってしまうという寂しさが一気に押し寄せてきて、開演前から泣きそうになるという…。

この日はさすが千穐楽という感じで、舞台上の御三方も客席もなかなかの熱量。

いつも以上に舞台上と客席の一体感があるように思えました。

例の麻璃央くんのアドリブタイムも、舞台上の御三方が自由に遊びすぎて、客席大爆笑&拍手の嵐(笑)

切ない物語の最中とは思えないほどの盛り上がりで、フッと力が抜けて最高に楽しかったです。

■水族館のアシカが元気になるシーン

全6公演観劇した中で一番元気なアシカでした!(笑)

麻璃央くんの動きがいつもよりもオーバー気味でとても面白かったです。

■将棋崩しのシーン

前日のソワレでは将棋崩しが上手いこといって虹子と月人が目を合わせて「凄い!」っていうリアクションをしていたけど、この日は月人が早々に将棋の音を立ててしまい二人で顔を見合わせて「あちゃー」っていうリアクションをしていました。

こういう細かいリアクションの違いがすごく面白い。

これだから何公演も観に行くのやめられないんですよね…。

■麻璃央くんのアドリブタイム(千穐楽ということもありめっちゃ長かったです!(笑))

この日のクイズはかなりスペシャル!

麻璃央「今日はどこかにシャチホコがいます!さぁどこでしょう!」

麻璃央「③にゃーん…【舞台の中央に行き床に寝そべりシャチホコのポーズ】」←名古屋の芸舞妓さんがやっているやつ…!

いきなり今までの公演と全然違うことをしてきたから、客席&舞台上は大爆笑!

麻璃央「お兄さん(圭さん)もやってみて!」→圭さん巻き込まれる

麻璃央「お兄さん聞いてた?」

圭「聞いてたっていうか見てました…一匹だけ長かった…」

麻璃央「やってみて!真ん中で!」

圭「舞台の真ん中で?」

麻璃央「舞台じゃないでしょ?フルムーンでしょ?」(厳しくツッコまれる(笑))

圭「そうでした(笑)フルムーンでした(笑)」

この一連の流れが面白すぎて舞台上も客席もずっと爆笑。

圭「①にゃーん(控えめ)」「②にゃーん(ちょっといかつめ)」

麻璃央「ちょっといかついね」

圭「にゃーん…(ちょっと考えて)えーっとこうやって…【シャチホコのポーズ】」

\舞台中とは思えないくらいの盛り上がり/

圭「これ結構腰に来るね(腰を押さえながら)」

からの付き合ってるレーダー!

麻璃央「これやるのも最後だしなー。もう二度とやることないから(笑)」「ほら、ちゃんとこっち向いて!動かないでよ!」←多分前日のソワレで圭さんが勝手に動き出したから。

圭さん、レーダーに合わせて顔を動かすも、レーダーが出ていないときに顔を動かしてしまい、

麻璃央「今レーダー出してないのに顔動かしたでしょ!」←圭さん注意を受ける

そして最後ということもありレーダーが長い長い(笑)

圭さん、過去イチで踊ってました。

客席にお尻向けてノリノリダンス(笑)

聖さんもそんな圭さんを見て少しだけ踊ってみるも、ちょっと恥ずかしそうでした。

(そりゃそうよ、あんなにあの場でノリノリで踊れるのは「田中圭」くらいよ!笑)

聖さんが麻璃央くんに対して「そう!私の彼氏!!」って怒鳴るところ、この日はここに来るまでのあれやこれやが面白すぎて笑ってしまい…

もう一回仕切り直して怒鳴ってました(笑)

いやぁ、笑った笑った。

そこからはさっきまでの爆笑が嘘かのようにスッと物語に戻っていきました。

だから気持ちの切り替えが大変なのよ…!

でもとっても楽しませてもらいました、ありがとうございます(笑)

■カーテンコール

この日は大千穐楽ということもあり全部で3回!

1回目、2回目はいつもどおり。

と言っても大千穐楽なので大盛り上がり。

2回目は御三方がステージに出てくる前からスタンディングオベーション。

2回目のカテコが終わりもう一度YOASOBIの「もしも命が描けたら」が流れ、御三方が今度はスケッチブックをそれぞれ持って登場。

スケッチブックにはそれぞれコメントが書かれていて、

麻璃央くん「今日はガッツリ三日月です」

聖さん「ありがとう」

圭さん「これも出会いだ!!」「(ちょっと待って!っていうジェスチャーをしながらスケッチブックを一枚めくり、ペンで何か書き書き…)」「皆様 きっとお面白い人生を!!」←急いで書いたから”面白い”が”お面白い”になっているの含めて愛しかないですね…

会場中、拍手の嵐。

圭さんが最後の最後舞台から捌けていくとき、隅から隅まで手を振ってくれました。

田中圭さん主演舞台「もしも命が描けたら」豊橋公演感想 まとめ

そんなこんなで大盛況の中、幕を下ろした「もしも命が描けたら」。

コロナ禍での上演、本当に大変なことがたくさんあったと思いますが、東京、兵庫、愛知と全公演無事に上演できて本当に良かったです。

正直ここまで心揺さぶられた舞台は初めてでした。

ちょうど精神的にやられてた時期だったので、そんな時にこんなにも素敵な舞台に出会えて、本当に良かったなぁと。

物語はもちろん、大千穐楽で圭さんがスケッチブックに書いてくれた「これも出会いだ!!皆様 きっと面白い人生を!!」っていう言葉にどれだけ救われたか。

やっぱり推しの力は偉大ですね。

個人的には鈴木おさむさんの中にいる「田中圭」がとても好きなので、次の舞台を楽しみに待ちたいと思います!

(「芸人交換日記(2011年)」も良いですよね…)

そして最後にもうひとつ。

円盤化、ずっと待ちしております…!!

よろしくお願いいたします、どこかのお偉い方…!!

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)

舞台「もしも命が描けたら」
今のところ映像化はされていませんが、戯曲は発売されています。
鈴木おさむさんのエッセイ「月人と田中圭」も非常に興味深い内容です。

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