こんにちは、mucchiです。
今回は、【名古屋市東区】にある「名古屋市市政資料館」をご紹介します。
この「名古屋市市政資料館」は、国の重要文化財にもなっている歴史のある建物で、数々の映画やドラマのロケ地としても使われています。
とても素敵な建物だったので、現地の写真を交えながらご紹介していきます!
「名古屋市市政資料館」の基本情報・アクセスや駐車場
名古屋市市政資料館とは?
大正11年(1922年)にネオ・バロック様式で建てられた、旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎。
昭和54年まで裁判所として実際に使われており、昭和59年5月21日には国の重要文化財に指定されています。
現在は国の重要文化財として公開・保存し、名古屋の公文書館として使用されています。
所在地・アクセス・駐車場
所在地:〒461-0011 愛知県名古屋市東区白壁1丁目3番地
電話番号:052-953-0051
入館料:無料
開館時間:午前9時から午後5時
休館日
・月曜日(休日の場合は直後の平日)
・第3木曜日(休日の場合は第4木曜日)
・12月29日から1月3日
駐車場
・無料(普通乗用車12台/大型バス2台)
※大型バス駐車場を利用する場合は要予約
公共交通機関でのアクセス
・地下鉄名城線「市役所」2番出口から東へ徒歩8分
・名鉄瀬戸線「東大手」から南へ徒歩5分
・市バス・メーグル「市政資料館南」から北へ徒歩5分
・市バス「清水口」から南西へ徒歩8分
・市バス「市役所」から東へ徒歩8分
ネオ・バロック様式の立派な外観
外観はこんな感じです!
赤い煉瓦壁と白い花崗岩の組み合わせがとても素敵です。
そしてなかなかの迫力!
4月下旬に行ったので、つつじもきれいに咲いていました(^^)
建物内は見どころいっぱい!
外観の写真からもわかるように、かなり大きな建物で、建物内には見どころがたくさんありました。
その中から、いくつかご紹介します(^^)
当時の情景が思い浮かぶ留置場
エントランスから建物の中に入ると、いきなりこのような階段が現れます。
左右にある階段から下に行ってみると、そこはなんと「留置場」。
独居房や雑居房、事務室などがズラッと並んでいます。
実際に使われていた場所なので、当然といえば当然ですがとてもリアリティがあり、当時の情景が思い浮かびます。
美しいステンドグラスにうっとり
エントランスから入ってすぐの階段を上に行くと、こんな景色が広がっています。
手すり部分のデザインや、正面と天井にあるステンドグラスがとても綺麗で、つい見惚れてしまいます。
ちなみに正面のステンドグラスをよく見てみると…
「ハカリ(秤)」のデザインが施されています。
「ハカリ=公平な裁判を象徴するもの」として描かれているそうです。
愛・地球博「大地の塔」記念展示
こちらが、愛・地球博 名古屋市パビリオン「大地の塔」の記念展示。
この他にも当時の写真や、建物の模型など、当時を振り返ることができるものがたくさん置いてありました。
当時の「法廷」や「会議室」を再現
1枚目の写真は、「明治憲法下の法廷」を再現したもの。
なかなかリアルですよね。
当時の裁判の雰囲気を体感できます。
そして2枚目は、「現行憲法下の法廷」を再現したもの。
そして3枚目は、実際にこの庁舎の西側に新築された陪審庁舎内に設けられていた、法廷の主要部分を移築したものです。
そして最後、4枚目は「会議室」を再現したもの。
それぞれの場所にきちんと説明書きがあるので、ただ体感するだけでなく知識を得ることもできます。
ドラマや映画のロケ地としても大活躍!
この「名古屋市市政資料館」は、さまざまな映画やドラマのロケ地としても大活躍しています!
【映画】
- 約束 名張毒ぶどう酒事件死刑囚の生涯
- 謝罪の王様
- 午前0時、キスしに来てよ
- カツベン!
【ドラマ】
- 花より男子2(リターンズ)(TBS)
- 坂の上の雲(NHK)
- 負けて、勝つ~戦後を造った男・吉田茂~(NHK)
- 金の殿~バック・トゥ・ザ・NAGOYA~(CBCテレビ)
館内には、撮影時の様子を収めた写真や、この場所を訪れた芸能人のサインなんかも飾ってありました(^^)
ドラマや映画のロケ地としても有名!「名古屋市市政資料館」まとめ
いかがでしたでしょうか?
これだけ楽しめて、入館料が無料だなんてありがたい…!
他にも「喫茶室」があったり、「結婚式などの前撮り」ができたりと、とても素敵な建物でした。
近くに来た際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか(^^)
最後までご覧いただきありがとうございました。